これは悲観的に過ぎるが、日本の原油備蓄は、実効で四ヶ月であり、タンカーの最終船が概ね先週入港なので備蓄は8月で使い尽くす。
ただし民間備蓄に算入されている流通在庫があるので8月いっぱいが最終期限で、8月中にイランとの合意がなれば9月下旬にペルシア湾からの帰還タンカーが入港し、オイルロードの再開は、10月となる。
11月にもオイルロードは正常化し、年末年始前後に物流は正常化する。
9月以降になるとコンビナートが運転不能となって完全に止まる。こうなるとたとえ原油が来ても数ヶ月から半年の運転再開期間を要する。
なお、電力は、西の60Hzエリアでは、冬までは持ち堪えられる。一方で東の50Hzエリアでは、電力へのエネルギー転換と予備の石油火発運転不能で夏のピーク需要への対応が困難であり輪番停電となる可能性が高い。
原子力は、来年の定検までは運転できるが、石油由来製品が枯渇すると定検ができないためその後は運転できなくなる。どのみち燃料を交換しないと18ヶ月で運転不能となる。石油由来製品がないと燃料交換もできない。
9月以降もイランとの合意がなく対日オイルロードが閉塞継続の場合は、日本社会は急速に崩壊し11月以降、北海道・東北から餓死と凍死が広がってゆく。以後も状況の根本的解決なしでは、翌年末までに日本国は、人口の1/3が餓死、凍死、熱死、病死し、国家としては消滅する。